十七音のとびらを開けば、いつだって、ここではないどこかへ旅立てる。 今日のとびらの向こうには、どんな風景・人との出会いが待っているのだろう。
晩秋・人事/山野に出かけ、紅葉を愛でること。
やさしくて平和な光景に心底ほっとする一句。
子供の手は本当に不思議なくらい、いつもあたたかくて心地いい。
手をつないで歌でもうたいながら紅葉の下をゆく父子。
そういえば、真っ赤なもみじの葉を拾った棒っきれでかき集めながらはしゃぐ息子のスナップ写真があったのを、ふっと思い出した。
幸福な過去はほんのいっときであっても、心をあたためてくれる。
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