晩夏・時候/梅雨前線が北上し、梅雨が終わること。暦の上では入梅から30日後。雷鳴を伴った豪雨のあと梅雨明けとなることも多い。
梅雨明けぬ猫が先づ木に駈け登る 相生垣瓜人
ようやくわが庭にも太陽が戻ってきた。
雨にふりこめられていた飼い猫がよろこび勇んで飛び出していく。
おお、あいつ木に登りやがった。下りられなくなってもしらんぞ。
芝生にできた木の影が濃い。
さあて、俺はどうするか。俺だってほんとは木に登りたいくらいの気分だが、そんなことをしたら家人が目を丸くするだろう。
真っ青な空とぎらつく太陽を見ていると、なんだってできそうな力がむくむくと湧いてくる。
さあて、今年はどんな夏にしてやろうか。
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